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2020年02月11日

冬にオススメの家づくり

暦の上では春となる、立春を迎える2月ですが、まだまだ寒く一般的には冬の様相ですよね。

冬に暮らしやすいイメージをした家づくりを考える際は、寒さ対策のポイントとして押さえておくと良いでしょう。

1.「扉」を断熱性能が高いものに変える。
お家の断熱性能は、家の開口部の大きさに左右され、冬に流出する熱の半分以上が、窓や玄関といった開口部からといわれています。冬の寒い時期に窓や玄関の近くに行くと部屋の中心よりも寒く感じる方が多いのは、このような理由です。
開口部が大きいほど寒くなりやすく、大きな開口部として最たるものが、玄関の扉です。
この熱の流出を抑える断熱性の高い扉は、各メーカーが「断熱仕様のドア」というようにわかりやすく表示して発売しているので、その断熱扉から選ぶと良いです。
当社でもオプションとしてご用意しています。

2.「窓」を断熱性能が高いものに変える。
玄関扉同様、窓も家の開口部であるため、ここから家の中の熱の多くが流出してしまいます。
窓はガラス部分とサッシ部分に分けて考えられ、その間に空気層を挟んだペアガラスは優れた断熱性能を発揮します。さらにLOW-E「ローイー」と呼ばれるガラスは、LOW-Eという膜をガラスに施す事でその性能をより向上する事ができます。他にも、ペアガラスのガラスとガラスの間を真空にしたり、アルゴンガスを注入したりすることで、さらに断熱性能を向上させているものもあります。お手軽に断熱性能を上げる方法としては、市販の断熱シートやプチプチを貼るということもありますが、やはりガラスの交換と比べると性能は低くなってしまいます。サッシ部分に関しては、以前のブログでも触れていますが、日本で一般的に使われているアルミサッシと比べると、樹脂サッシや木製サッシの方が、断熱性能が高くなっています。

3.性能の高い断熱材を使う。
以前ブログでも紹介しましたが、壁や屋根に性能の高い断熱材を使うことで、暖かさを向上できます。ただし、基本は新築施工時にしかできないので注意が必要です。

4.窓に断熱性の高いカーテンやシェードを付ける。
メーカーによりますが、カーテンの保湿性をSA~Cの4段階に分けてランク付けしています。
SAランク:保湿率28%以上。最も保湿性が高い Aランク:保湿率20%以上。保湿性が高い
Bランク:保湿率15%以上。 保湿性が中程度 Cランク:保湿率15%未満。保湿性が弱い
他にも、カーテンに裏地や中生地を付けたり、床に着くくらい長くしカーテンボックスを付けて隙間をふさいだりといった事でも断熱性能を高められます。

5.窓際に窓下ヒーターを置く。
窓の近くでは、冷やされた空気が下降してきて足元に冷たい風が流れます。その冷たい風に対抗するための暖房器具として、窓下用ヒーターが有効です。置くだけで工事が不要なので、補助暖房として有効です。

6.床暖房をつける。
床暖房は文字どうり、熱源が床の下にあり、その熱が床を伝わり、そこから発生する赤外線が壁や天井に反射しながら広がっていくことで、部屋をまんべんなく暖めることができるのが特徴です。このことで室温以上に暖かさを実感できます。収納場所も必要なく掃除も不要です。また、火を使わないので、水蒸気の発生がなく結露防止につながり、カビやダニの発生も少なくなります。風・音・においもなく、ホコリが舞うこともありません。また、温風にさらされて体から必要以上に水分が奪われることもありません。ただ、毎月のコストがエアコンと比べると高めで、温まるのに時間がかかる、といったデメリットもあります。

7.浴室乾燥機を使う。
冬の浴室はとても冷えるものです。寒い季節の入浴では、「ヒートショック」の恐れがあります。「ヒートショック」とは暖かい部屋から寒い部屋への移動などによる急激な温度変化によって、血圧が上下に大きく変動することをきっかけにして、体に負担がかかる現象のことをいいます。浴室乾燥機は、浴室についている乾燥機で、乾燥の他に換気、暖房、冷風など、さまざまな機能があります。冬は浴室内を暖めることができるため、入浴時に快適に過ごすことが可能です。浴室内で洗濯物を干すこともでき、非常に便利ですが、洗濯乾燥機と比べると電気代が割高、フィルター掃除が必要、といったことに注意が必要です。

寒い時期には、寒さに応じた過ごしやすさを考えて、ご提案させていただいています。

2020年02月05日

知って得するカーテンの色

マイホームが完成したらいよいよ新生活のスタートです。新たな生活に必要不可欠なもののひとつに「カーテン」があります。もちろん好きな色を取り入れるのが一番です。しかしながら、色にはそれぞれ効果があり、お部屋によっておすすめの色や使い過ぎない方が良い色があります。
今回は「暖色系」の色についてご紹介したいと思います。

【白・アイボリー・ベージュ】
清潔感があり明るい印象を与えます。空間を広く見せる効果があるので狭い部屋にも◎
特に白色は太陽の光をたくさん取り込みます。日が当たりすぎる部屋の場合は、暑くなってしまう可能性があるので、カーテンの素材を遮熱効果のあるものにするなど、機能性で調整しましょう。ベージュは、飽きにくく、洋風・和風・モダンなど、どのインテリアとも合わせやすいです。万人ウケする色ですが、使いすぎるとのっぺりした印象になりやすいので、他の色でアクセントをつけてメリハリを与えると良いでしょう。

【オレンジ・黄色】
オレンジ色は、緊張感をほぐしたり、開放的な気持ちにしてくれます。
また、食事を美味しく見せ、食欲が増進する色です。キッチンやリビング、子供部屋にも◎
部屋全体が明るく、元気な印象になります。壁や床の色に多い、白色・茶色と相性が良いのでコーディネートもしやすいです。
黄色は、気持ちを前向きにし、賑やかな雰囲気をつくります。会話を活発にしたり、時間が早く感じる効果があると言われています。
カラッと乾いた印象になるのでトイレや浴室など水回りにも◎
道路標識や子供用の通学帽子が黄色になっているように、注意を促す目立つ色であり、お部屋のワンポイントとして取り入れるのも良いでしょう。

【赤・ピンク】
赤色は、交感神経に作用し、体温を上げたり、食欲を高めてくれます。エネルギッシュで元気が出ます。人の集まるダイニングやリビングに◎
気持ちを盛り上げ、楽しい会話がはずみます。一方で興奮作用があり、取り入れ過ぎると落ち着かない部屋になる場合があるので、差し色として取り入れるのもオススメです。
ピンク色は、情緒を落ち着けて、優しい空間にしてくれます。淡いピンクはリラックス効果も高く、寝室や子供部屋にも◎
化粧品のパッケージや女性向け広告に多用されているように、華やかでありながら柔らかく、
女性的な印象になります。また、女性ホルモンを刺激し、肌の調子を良くしたり、血行が良くなるなど、美容効果があるとも言われています。

以上、暖色系の色が特つ効果についてご紹介しました。
一番大事なのは、家族みんなが気持ちよく生活できることです。色の特性に囚われ過ぎず、家族の意見を大切にして下さいね。そして快適なマイホームライフを弊社と一緒に作っていきましょう。カーテン工事については、オプション料金が発生する住宅会社もあります。

詳しくは弊社にお気軽にご相談ください。

北村建築工業
代表取締役 北村辰也

北村辰也